1975年6月9日生まれ・佐賀県出身
大学在学中に描いた作品がちばてつや賞ヤング部門にて期待賞、準大賞をそれぞれ受賞。
大学院卒業後、システムエンジニアとして就職するも、漫画家になる夢を諦めきれず勤務先を退社。その後、2003年に「週刊ヤングジャンプ」MANGAグランプリにて奨励賞を受賞したことをきっかけに、2006年1月より同誌で『キングダム』を連載開始。同作は、2013年に第17回手塚治虫文化賞・マンガ大賞を受賞。
2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始。TVアニメ化・実写映画化を経て、コミックス累計発行部数は9,700万部を突破。2023年6月現在、コミックスは68巻まで発売されている。
紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」、戦災孤児の少年の信(山﨑賢人)と漂(吉沢亮)は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛錬を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君(髙嶋政宏)によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる・・・。
王宮では王弟・成蟜(本郷奏多)によるクーデターが勃発。戦いの最中、漂は息絶える。信は漂が携えていた剣と地図とともに走り出した。
地図が示す小屋にたどり着いた信の目に飛び込んできたのは、静かにたたずむ漂の姿だった!?死んだはずの漂がなぜ―それは漂と瓜二つの秦王・嬴政だった…
王宮奪還を果たしてから半年。突如として隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始。秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため決戦の地・蛇甘平原に軍を起こす。歩兵として戦に向かうことになった信は、その道中、同郷の尾平(岡山天音)と尾到(三浦貴大)と再会。戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)と、子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣(清野菜名)と最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。魏の総大将は、戦の天才・呉慶(小澤征悦)将軍。かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の豪将・麃公(豊川悦司)将軍。信たちが戦場に着く頃には、すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する縛虎申(渋川清彦)は、無謀ともいえる突撃命令を下す――
果たして、信たちは秦国滅亡の危機を救うことができるのか。