2018年「Lemon」はBillboard年間ランキングを2年連続首位獲得し、300万枚セールスを突破、ミュージックビデオは日本最多の再生数を記録。「パプリカ」は日本中のこどもたちの間で社会現象となり、2020年アルバム「STRAY SHEEP」は200万枚セールスという記録を樹立。「KICK BACK」は、アメリカレコード協会(RIAA)よりプラチナ認定という日本語詞楽曲として史上初の快挙を達成。
2025年「IRIS OUT」は、国内ストリーミングで史上最高の週間再生数、史上最速での1億回再生など数々の記録を樹立したほか、グローバルチャートでも日本語楽曲の歴代最高位を記録するなど、音楽史に残る記録を残し続けている。ライブは、国内ドーム公演を経て、アジア、ヨーロッパ、アメリカを廻るワールドツアーを開催し44万人を動員。
今年は、2026 NHKサッカーテーマとして「烏」を書き下ろした。
夜鷹という曲を作らせていただきました。どこまでも広大に開かれていて、年に一度みんなを晴らす祭りであるところの映画キングダム、これに参加させて頂けたことを光栄に思います。不器用なりにもまっすぐ邁進していく信に幸あれ。
『キングダム 魂の決戦』には、巨大な戦乱の中に、個々人の戦いの、正義と悪では回収できない闇が影を落としています。映画の最後に完成された『夜鷹』を初めて聴いた時、どこか切ないこの曲の中に、敵同士で戦う者が抱える同じ傷、同じ痛みの痛切な想いを受け、感動しました。怨讐の連鎖が、戦いを、単純に割り切れないものにする戦争の悲しみが音に込められているようでした。”夜鷹”とは、孤独な魂の化身。互いを傷つけ合う孤独な彼らの叫びが、映画の余韻に響き、『キングダム』シリーズの中でもこの作品を特別なものにしていると思いました。
常に進化し続ける『キングダム』の新しい世界観を開く主題歌を、なんとしても米津玄師さんにお願いしたいと思いました。
今回は、秦国一国と六国が戦う史上最大の戦いになるという設定や、作品への思いを伝えましたが、米津さんにはラッシュを観ていただき、自由に作曲作業をして欲しいともお伝えしました。私の狭い了見で米津さんの想像力に制限をかけるのが嫌だったからです。
初めて完成した主題歌『夜鷹』を聞かせていただいたとき、壮大に広がった世界の真ん中にシンプルで強い人間の“芯”を感じました。
そして、当初、映画のサブタイトルを『史上最大の決戦』にしようと思っていたのですが、この楽曲がひとつのヒントになり『魂の決戦』に変更しました。それくらいのインパクトがありました。
魂の“闇”を背負う万極と、全てを受け止めて魂の“光”の象徴となる信の一騎打ちは、必ずやお客様の胸を打つでしょう。そして、主題歌『夜鷹』を聞いたとき、その楽曲の素晴らしさと奥の深さを幾重にも感じて激しい感動に包まれると思います。
お楽しみに!