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エンターテインメント超大作 映画『キングダム』始動!
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時は紀元前、中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政(後の秦の始皇帝)を壮大なスケールで描く漫画「キングダム」(原泰久/集英社)。2006年1月より「週刊ヤングジャンプ」にて連載を開始し、現在までに単行本は53巻まで刊行され、累計発行部数3800万部超(2019年1月現在)を記録。この大ヒット作品を原作とする歴史エンターテインメント映画『キングダム』がついに始動した。
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脚本は原作者・原氏も参加し執筆を開始。映画としてより良いものにするため、原作にアレンジを施すことに。映画オリジナルのセリフも加わるなど、幾度もの書き直しを経て完成した台本に、原氏を含め携わったスタッフは大きな手ごたえを感じたという。撮影は、2018年4月に中国で始まった。日本では実現しえない本物の画を求め、中国浙江省・象山影視城での撮影を敢行。中国春秋戦国時代の王宮を再現した広大なオープンセットでのクライマックスの撮影や荒野での馬群などは、圧巻の一言。20日間に及ぶ中国ロケの後、日本国内でも全国各地(静岡・千葉・熊本・宮崎・栃木など)でのロケ、撮影所における王宮内部の巨大セットでの撮影など、スケールの大きな映像をカメラに収めることに成功した。
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今作には、日本を代表するスタッフ・キャストが大集結している。監督は、その映像で観るものすべてをスクリーンにクギづけにする佐藤信介。漫画原作ながら史実に基づいた中国春秋戦国時代の世界観を、登場人物の心情を、佐藤監督ならではの手腕で描いている。アクションシーンでは、スピード感あふれる殺陣など、今までにない歴史エンターテインメントを予感させる。主人公・信には、映画・ドラマ・CMと話題作への出演が続き日本を代表する役者となった山﨑賢人。猪突猛進で熱き想いを抱く青年を全身全霊で演じ、そのまなざしや発する声に心打たれる事だろう。クランクイン前から取り組んだアクションも見どころの一つ。妥協のない佐藤監督の演出にみごとに応える躍動感あふれるアクションに注目だ。そして、若き王・嬴政には、近年めざましい活躍を見せる吉沢亮。彼がまとう、その気品、威厳、風格は、動乱の世にありながら中華統一を目指す若き王そのもの。その他、山の民の美しき王・楊端和に長澤まさみ。信・嬴政と行動を共にする河了貂に橋本環奈。秦の六大将軍・王騎には大沢たかおが。その他、本郷奏多、満島真之介、髙嶋政宏、要潤など、実力・話題性に秀でた豪華キャストがそろい踏み。さらには、世界を舞台に躍進するONE OK ROCKが主題歌を担当。本作の為に書き下ろされた「Wasted Nights」がエンディングを彩る。聴く者の心を震わせるその旋律と歌声は、本作のスケールをより高みへと押し上げ、「前に進み続ける決意」を感じさせる珠玉の主題歌となった。まさに彼らにしかできない「キングダム」の誕生だ。
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スペクタクルな迫力の映像。人間模様と意志の力を紡いだ心情描写。日本映画の最高峰のスタッフ・キャストで挑む、いまだかつてない歴史エンターテインメント映画『キングダム』は、4月19日(金)に全国公開。これは、新時代の幕開けである。